「礼記・曲礼上」の原文と現代語訳
礼記・曲礼上
▼原文と読み方
人生十年曰幼、學。二十曰弱、冠。三十曰壯、有室。四十曰強、而仕。五十曰艾、服官政。六十曰耆、指使。七十曰老、而傳。八十九十曰耄。七年曰悼。悼與耄雖有罪、不加刑焉。百年曰期、頤。
人生十年を幼と日(い)う、学ぶ。
二十を弱と日う、冠(かん)す。
三十を壮と日う、室あり。
四十を強と日う、而(しこう)して仕う。
五十を艾(がい)と日う、官政に服す。
六十を耆(き)と日う、指使(しし)す。
七十を老と日う、而して伝う。
八十、九十を耄(ぼう)と日う。
七年を悼(とう)と日い、悼と耄とは罪ありと雖(いえど)も刑を加えず。
百年を期と日う、頤(やしな)う。
▼現代語訳
生まれてから十年目を「幼」と言い、学問を始める。二十歳を「弱」と言い、元服して冠をつける。三十歳を「壯」と言い、結婚をする。四十歳を「強」と言って、仕官する。五十歳を「艾(*)」と言い、重要な官職につく。六十歳を「耆」と言い、指図するようになる。七十を「老」と言い、地位を譲って引退する。八十九十を「耄」と言い、七歳を「悼」と言うが、悼(七歳)までと耄(八十九十)の者は、過ちを犯しても、刑を加えられることはない。百歳を「期」と言って、人に養ってもらうようになる。
*「艾」は「よもぎ」のこと。頭髪がよもぎのように青白くなる、つまり白髪がまじってくるという意味。
▼「礼記・上」が由来の年齢を表す言葉
十歳…幼学(ようがく)
二十歳…弱冠(じゃっかん)
三十歳…年壮(ねんそう)
四十歳…強仕(きょうし)
五十歳…艾年(がいねん)
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